みなさんこんにちは。
去る8月27日、ASUSの製品発表会があり、そこで新モデル「ZenFone7/7Pro」の発表がありました。
ASUS ZenFone 7 線上記者會
今回はこちらの新モデルについて話していきたいと思います。
目次
究極のカメラスマホ
さて、このZenFone7/7Pro、ざっくりとしたスペックはこんな感じ。
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ZenFone7 |
ZenFone7Pro |
OS |
Android10 |
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CPU |
Snapdragon 865 |
Snapdragon 865 Plus |
メモリ |
6GB/8GB |
8GB |
ストレージ |
128GB |
256GB |
画面 |
6.67型フルHD有機ELディスプレイ |
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カメラ |
6400万画素(広角)+1200万画素(超広角)+800万画素(光学3倍望遠) |
6400万画素(広角)+1200万画素(超広角)+800万画素(光学3倍望遠)+光学式手ブレ補正(OIS) |
バッテリー |
5000mAh(高速充電対応) |
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サイズ |
約165.08×77.28×9.6mm |
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重量 |
約230g |
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価格 |
2万1990台湾ドル/ 2万3990台湾ドル |
2万7990台湾ドル |
前モデルのZenFone6から搭載されたフリップカメラは踏襲。ZenFone6の頃から思ってたのですが、この「メインカメラひっくり返せばよくね」というのはかなりイノベーティブで面白いですよね。
このカメラのおかげで、占有率92%という非常に広いフルスクリーンディスプレイを搭載(しかも今回は有機EL!!)。前面にノッチもパンチホールカメラもないのは没入感が高まるので素晴らしいです。
さて、そのフリップカメラも究極進化。
今回はトリプルカメラになった上にProモデルの方では光学手ぶれ補正まで搭載。ちょっと前にソニーからVlog用のカメラが登場してましたが、そういった用途にも使えそうですね。てかメインカメラの画素数が異常。スマホで8K映像も撮れる時代なんですね…。セルフィーやVlogが捗りそうです。
撮り味がどんなものかは気になるところですが、こういったカメラに全力投球、なところは同メーカーのもう一つのハイエンドであるROG Phoneシリーズとの棲み分けというのもあるかもしれませんね。
あと、個人的に印象よかったのは指紋認証。
多分側面の指紋認証はZenFoneシリーズでは初めて搭載したのではないでしょうか。時世柄、顔認証よりも指紋認証のほうが使いやすいですし、横に搭載するのもスマートでいいと思います。
気になるのは重さと価格
気になる点もちらほら。
まずは重さ。ROYの持っているiPhone11Proは188gですが、これは初めて持つと「重っ」ってなる重量です。そう考えると230gという重さはちょっと未知数。
また価格も懸念です。5G対応モデルと考えると安いのかもしれませんが、それでも結構するなーというのが第一印象です。グローバルモデルでこの最安約8万円という価格を考えると、日本向けに発売されるときはもう少し高くなるかもしれません。消費税もあるので、最安モデルでも10万近くいくかも…。
台湾を代表するメーカーの意地
ただ、台湾を代表するメーカーとして、多少(?)お高い価格になっても技術力の高さを見せていきたいんだろうな、というのはすごく感じました。
(根本はトランプのせいなんですが)中国市場がHUAWEIに席巻された影響で、Xiaomiやoppoいった中華メーカーがどんどん外に出てきています。TCLも最近日本市場進出をするなど、ローエンド〜ミドルスマホ業界は混沌としています。
ASUSとしてはそういったスマホメーカーとは違う、しっかりとしたプロダクトを作れるメーカーにブランディングすることでしっかりと地位を確立していきたいのでしょう。元々基盤やルータ、ノートPCなんかでは高パフォーマンスモデルを売りにしてるメーカーなので、スマホでもバリバリ頑張って欲しいですね。(ユーザーとしては価格は少し下げてくれると嬉しいですが…)
いかがでしたか?
なんか究極のカメラ、みたいなスマホ最近どんどん出てきましたね…ハイエンドを選ばれる方は、もはやソフトウェア含めたメーカーごとの画作りに対する好みで選べる時代かもしれません。
ROYはiPhoneのペタッとした画作りも好きですが、ZenFone系によく見られるそのまんま感な画も好きです。
みなさんはどうでしょうか?
それでは今回はこの辺で。
ではまた( ^_^)/~~~