みなさんこんにちは。
最近悲しいニュースを見ました。
auが楽天モバイルに対するローミングサービスを順次終了していくそうです。
(厳密には、終了するエリアでも地下鉄などの屋内については継続する)
楽天がauとのローミングを一部地域で終了、東京は21年3月末でほぼ自前に | 日経クロステック(xTECH)xtech.nikkei.com
別に急な話ではなく、あらかじめ2社で予定していたことらしいですが…今回はこれが楽天モバイルにどんな影響をもたらしていくか、書いていきたいと思います。
目次
正直今はローミングありきの楽天回線
正直、楽天モバイルは今auのローミングが生命線になっています。
Androidユーザーで楽天モバイルを使っている友人はau回線のローミングをつかってかなり快適に過ごしている一方、ローミング非対応のiOSユーザー(ROY含む)はしょっちゅう圏外になるので日々阿鼻叫喚の渦です。
仮にこのままローミングが順次廃止されていけば、AndroidユーザーもiOSユーザーと同じ状態になります。
それくらい、楽天の自社回線は正直貧弱です。
公式に自社回線エリアとして好評しているエリア(特に23区内)でも、ビルに囲まれたエリアやターミナル駅など人の多い場所ではポツポツ圏外になります。どうやらこれは楽天が割り当てられている周波数帯が遮蔽物に弱いということが原因と言われているのですが、仮にそうだとすると、自社回線エリアの中でも使えるエリアはもっと狭くなってしまうということです。大丈夫か楽天モバイル…。
自前エリアをどこまで急拡大できるのか
もちろん、楽天も今の惨状は百も承知のはず。
その上で、「2021年3月末で人口カバー率70%、来夏には96%になるとの見通し」と発表していますが、先日5Gもやっていくと豪語していく中でどこまで頑張れるのか。
おそらく今の数倍、或いは十数倍以上の基地局を作っていかなければならないという状況、楽天という企業の底力が試されるところです。
楽天モバイル使いたくてもしばらくは様子見がおすすめ
ということで、しばらく楽天回線については使わずに様子を見ることをおすすめします。
今のところは本当にまだ回線が発展途上なので、ユーザー側としても自分の活動圏がどういう状況か、慎重に情報を集めていくべき段階です。
ROYももう少し人柱を続けて、変化の兆しがあったら書いていきたいと思います。
今回はこのへんで。
ではまた( ^_^)/~~~