みなさんこんにちは。
結構前になってしまいましたが、楽天が5Gの対応を発表しましたね。
楽天モバイル、5Gプラン「Rakuten UN-LIMIT V」発表、月額2980円 - ケータイ Watch
今日はそれについて話していきます。
目次
やらざるを得ない発表。しかしそもそも5Gが…
今回の発表で思ったのは、もうこのタイミングしかなかったんだろうな、ということ。
auが秋冬モデルを全て5Gにしたり、ドコモがNTTの完全子会社化したりと、世の中においてかなりキャリアが注視されているということで、楽天にとっても話題をさらえるチャンスでした。逆に、ここで積極的にアピールしていかないと三大キャリアの陰に隠れてしまうので、結構ピンチでもあったと思います。
ということで発表された5G対応の発表。料金も据え置きと驚きの内容です。
とはいえ、楽天はそもそも4Gエリアの全国展開が遅々として進捗できていない状況。
しかも圏外時に切り替わるパートナーエリア(au回線)については、iPhoneが対応していません。つまり、国内シェアのおよそ半分を占めるiPhoneユーザーにとって楽天回線はまだまだ使い物になりません。
この中で、5Gエリアの拡充となると、更なるコストをかけて今の4Gエリアの拡充とパラレルでやっていくことに…。4Gの進捗を見る限りはしばらくは実用性に乏しいものになりそう。(もっとも、5Gエリアについては、各社とも全然展開できてないんですけどね)
対応デバイスはすごく改善してきた
楽天モバイルといえば、4Gエリアのほかに、端末の不満もありました。
iPhoneの対応が前述の通り中途半端なだけでなく、Androidの対応端末もひどく少ないという状況だったのです。
これについては、公式でハイエンド端末であるAQUOS R 5Gを対応端末として販売ラインナップに追加したり、各メーカーの対応状況を細かく確認してサイトに載せたりと地道な努力をしていたのですが、今回、さらに改善されました。
曰く、対応端末が少ないなら自前で作ればいいというイかれた発想。
それが、Rakuten BIG。
Rakuten BIG(楽天ビッグ) | スマートフォン | 楽天モバイル
これまで発売してた小型デバイスのRakuten miniとはまるで正反対。6.9インチというもはやタブレット級の大きさ。
しかもSnapdragon765G、6GBメモリ、とかなり実用的。
四眼カメラにおサイフケータイ、防水防塵とトレンドも全てカバー。
何よりインカメラが画面に埋め込まれて、全面ディスプレイを実現したというワクワク仕様。
5Gもsub6とミリ派の両方に対応している隙のなさ。
これでお値段63455円(税込)という安さ。
Pixel4a(5G)はともかく、Pixel5は喰ってしまいそうな雰囲気があります。
ガジェットマニアだけでなく、一般的なユーザーでも全然実用にたえるスペックです。
また、同じタイミングで、Rakuten handを発表しました。こちらは5.1インチのコンパクトサイズスマホ。
こっちは価格未定らしいですが、スペックがPixel4aに近しいので、必要十分なスペックというところ。4G回線だけにしか対応してませんが、こちらもまたシンプルで悪くありません。
楽天モバイル、4Gスマホ 「Rakuten Hand」 今秋発売。5.1インチのジャストハンドサイズ | CoRRiENTE.top
この二機種が大きいのは、楽天回線使いたい人は、これを選んでおけば間違いなく全てのサービスが使える、という強いアピールになるということ。そして、わかりにくいスペック差を、大きさで分けているところも好印象です。
タブレットはともかく、キャリア公式のスマホをこうやって提供しているのは楽天だけだと思いますし、かなりの強みに感じます。
楽天にはもっと業界を掻き回してほしい
とまぁ、色々とまだ課題はありますが、本当に徐々に進んできている楽天。
これからもじわじわと他のキャリアへの影響力を高めて、業界掻き回して、健全な形での価格競争を実現していってほしいとは思います。
まぁ、とりあえずまずはiPhoneへのフォロー強化ですかね…( ゚д゚)
それでは今回はこの辺で。
ではまた( ^_^)/~~~